EXPERIMENTAL AND NUMERICAL STUDY ON INFLUENCE OF STRUCTURE TYPE AND INSTALLATION GROUND LEVEL OF OFFSHORE WAVE-DISSIPATING STRUCTERS ON WAVE OVERTOPPING RATE

Kenta OTSUKA, Hiroyuki MATSUI, Naoya AMANO, Ryuji NIKAIDO, Takahiro IWASA, Chisa KAMEDA, Yusuke IGARASHI, Fumiaki ONISHI, Yuzou MIZUNO, Toshihiko YAMASHITA, Katsutoshi KIMURA, Fuminori KATO (+1 others)
2019 Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B2 (Coastal Engineering)  
6 正会員 北海道科学大学 名誉教授(〒006-8585 北海道札幌市手稲区前田7条15-4-1) 7 正会員 北海道大学大学院工学研究院 教授(〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5) 8 フェロー会員 室蘭工業大学大学院 教授(〒050-8585 北海道室蘭市水元町27-1) 9 正会員 国土交通省 国土技術政策総合研究所 海岸研究室(〒305-0804 茨城県つくば市旭1番地) 10 正会員 国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所(〒062-8602 北海道札幌市豊平区平岸1条3-1-34) 「人工リーフの設計の手引き(改訂版)」等による机上検討では,越波流量への沖合消波施設の構造形 式(ブロック種類)や設置地盤高の影響を詳細に考慮できない.本研究は,人工リーフ等の沖合消波施設を 対象に断面固定床の水理模型実験とCADMAS-SURF/2Dの数値計算を行い,構造形式・設置地盤高が越波 流量に与える影響を分析した.その結果,構造形式(施設形状,ブロック種類)に関わらず設置地盤高の
more » ... m~-3.5 mの範囲 で越波流量が15~45 %程度異なることから,越波流量算定時には水理模型実験や数値計算より,沖合消波 施設の設置地盤高の影響を考慮する重要性が示唆された.
doi:10.2208/kaigan.75.i_733 fatcat:gntko37s75ao3dbalrmlguqa4e