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A study on the motion of single bubbles rising between narrow parallel plates
2020
The Proceedings of Conference of Kansai Branch
1. 緒言 膜分離活性汚泥法は分離膜を用いて活性汚泥と処理水に分 離する下水処理方法である.継続運転によってファウリング が発生し,膜の透過性能が低下する.そのため,ファウリン グの抑制が必要である. ファウリングを抑制する方法として, 曝気による気泡流で膜面を洗浄する方法が利用されている. 本研究では,平板を膜モジュールに見立て,狭平行平板間 を上昇する気泡について実験と数値計算を行った.過去の平 行平板間気泡に関する研究では,Hashida 1) らは平板間隔が 3 mm のときの気泡形状や終端速度を明らかにした.また, Veronique 2) らは 2 枚の平行平板間を上昇する気泡周囲の速度 場を計測した.しかし,平板間隔の違いによる気泡の終端速 度や形状, 周囲速度場の変化についての知見が不足している. そこで,平板間隔が 5 mm,10 mm,15 mm での流路内を上昇 する単一気泡の運動を高速度ビデオカメラで撮影した.さら に数値計算を行い,終端速度と気泡形状について比較した. 2. 実験装置・実験方法 図 1 に実験装置の概略図を示す.装置内には水道水を満た
doi:10.1299/jsmekansai.2020.95.p_031
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