Development of a Scale of After School Life for High School Studens

Motoko Hasumi, Yasuko Kitahara, Kentaro Kawashima, Tetsuyasu Sato, Shinobu Ikoma
2015 The Proceedings of the Annual Convention of the Japanese Psychological Association  
Key Words: After School Life, High School Students, Scale Table 1 に示した。項目の内容から、第 1 因 子は「自由」 、第 2 因子は「運動」 、第 3 因子は「友人つきあ い」 、第 4 因子は「家族」 、第 5 因子は「勉強」と、それぞれ 命名された。放課後の生活には 5 つの領域があることが示さ れた。各因子の項目ごとのα係数は、.91、.90、.83、.80、.62 であった。 因子間相関は、 「自由」は「友人つきあい」との間で r=.296、 「家族」とは r=.560、 「勉強」とは r=-.159 であった。 「運動」 は「友人つきあい」の間で r=.504 で、 「勉強」とは、r=.212 であった。 「友人つきあい」は「家族」とは r=.445、 「勉強」 とは r=.296 であり、 「家族」 は 「勉強」 との間で r=.296 など、 有意な相関係数が得られた。 2.高校生の放課後の過ごし方 男女、学年、進学校かそうではないか、による平均得点に 差異があるのかを調査項目として使った 27
more » ... かを調査項目として使った 27 項目で比較した。 男女別で有意な差異があったのが、 「ゲームをした」 (男>女) 「家事などの手伝いをした」 (女>男)であった。学年による 差異はいずれの項目でもなかった。進学校かそうではないか では、 「学校の勉強の予習復習」 「本を読んだ」 「受験勉強をし た」 (p<.01) 、 「スポーツをした」 (p<.05)で有意な差異が認 Table 1 高校生用放課後生活空間評価尺度の因子分析結果 められ、いずれも進学校の方が平均得点が高かった。 3.併存的妥当性の検討 併存的妥当性を検討する目的で、上記の尺度と学校適応尺 度との相関を見た。学校適応尺度の「学習」は本尺度の「自 由」と r=-.159 、 「身体活動」と r=.209 、 「友人との付き合 い」と r=.188、 「家族と過ごす」と r=.172、 「勉強」と r=.365 であった。放課後の生活の充実さと学校での学習面の適応と でプラスの関連があった。 考 察 高校生の放課後の生活空間を自己点検できる評価尺度の作 成を目指し、全国の高校生を対象とした Web 調査を行った。 放課後の生活の活動には 5 つの領域(自由、運動、友人つき あい、家族、勉強)があることが示された。 学年別では項目間の平均得点に差異はなかったが、男女別 ではゲームや家事で差異があった。進学校の高校生は勉強や スポーツにより励んでいたが、そうでない高校の高校生は、 自分の好きなことなどをして放課後の時間を使っていた。 引用文献 蓮見元子・北原靖子・川嶋健太郎・佐藤哲康・生駒忍 (2015) 放課後のまなび-事例をもとに調べる・考える・広げる-(学 術研究助成基金助成金・基盤研究C・研究報告書)
doi:10.4992/pacjpa.79.0_2ev-119 fatcat:2d6h5ni5fjeszcp4xo7tocug5e