General view and medical therapy for polyvascular disease

Daisuke Fukamachi
2018 Journal of the Japanese Coronary Association  
─ 101 ─ I.はじめに アテローム血栓症は,食生活の変化,運動不足,高齢化と いった動脈硬化の進行とともに今後さらに増加すると考えら れる.アテローム血栓症は,冠動脈疾患(CAD) ,脳血管疾 患(CVD) ,末梢動脈疾患(PAD)とそれぞれの臓器障害と 関連して捉えられてきたが,動脈硬化は全身の血管に進行す ることであり,polyvascular disease という概念が導入された. REACH レジストリー 1) によると,CAD 群の 10.6% に PAD, とからまず 50% 以上の狭窄例や心疾患合併例では,危険因 子の管理に加えて抗血小板療法を追加する. 症候性頸動脈狭窄における抗血小板療法は必須である.頸 動脈病変と下肢の PAD はしばしば合併しており,その場合 は,閉塞性動脈硬化症として,シロスタゾールの併用ないし 日本大学医学部附属板橋病院循環器内科 (〒 173-8610 東京都板橋区大谷口上町 32-5)
doi:10.7793/jcoron.24.020 fatcat:hf5eipsn5ba4xocuzvxjabnpcq