Bycatch exclusion of snow crab using separator panel in seine net for flounder fishery off Kyoto prefecture
京都府沖合におけるカレイ漁に使用する駆け廻し式底曳網の選別網によるズワイガニの混獲防除

TOSHIAKI MIYAJIMA, ATSUSHI IWAO, NAOKI YAGISHITA, ATSUSHI YAMASAKI
2007 Nippon Suisan Gakkaishi  
A seine net with sorting panel and separator panel (mesh size: 600 mm) oŠ Kyoto Prefecture was newly designed to retain ‰athead ‰ounder Hippoglossoides dubius and Korean ‰ounder Glyptocephalus stelleri, and to release snow crab Chionoecetes opilio during towing. The separator panel was used to exclude snow crab from the catch, where the height of the panel should be kept high for good performance. The proportion of snow crab released out of the net was 74 98, while catches of ‰athead ‰ounder
more » ... of ‰athead ‰ounder and Korean ‰ounder were 67 88 and 57 70, respectively. The panel allows snow crabs of carapace width smaller than 100 mm to be excluded from the net, and therefore is useful for the conservation of snow crab resources. キーワードカレイ類,混獲,資源保護,ズワイガニ,底曳網 底曳網漁業等の曳網漁業では,混獲や投棄が資源の有 効利用や野生動物保護の観点から問題視されており, 1) 日本海西部海域の若狭湾における底曳網漁業において も,混獲された漁獲対象外の資源が海上で投棄されてい る。 2) ズワイガニ Chionoecetes opilio は,日本海西部海域 の沖合底曳網漁業および小型底曳網漁業の漁業経営上, 非常に重要な水産資源である。 3) しかし,本種は同一水 深帯に生息するアカガレイ Hippoglossoides dubius 等を 漁獲対象とした操業で大量に混獲,投棄されており, 4) このことがズワイガニ資源に影響を与えていると考えら れている。 3) このような混獲,投棄を回避するために,操業禁止区 域の設定 5,6) および混獲防除型の底曳網の導入 7 9) などが あげられる。日本海西部の京都府沖合海域では,底曳網 漁業者の自主的な規制により,ズワイガニの禁漁期に当 たる 9 月 1 日~11 月 5 日および 3 月 21 日~5 月 31 日 の期間には,ズワイガニが生息する水深約 230~350 m の海域での操業が禁止されている。 5) しかし,この操業 禁止区域よりも浅い水深 200~220 m 付近で操業する と,甲幅 100 mm 未満のズワイガニ若齢個体の混獲が 多い。これらの海域はアカガレイ等のカレイ類の漁場で あり,さらなる操業禁止区域の拡大は漁業経営を考慮す ると困難な状況である。 堀江ら 9) は,福井県沖合で操業する小型底曳網を対象 とし,入網したズワイガニとカレイ類とを分離して漁獲 することができる漁具を開発した(以下,この網を越前 網と呼ぶ) 。これは,網の内部に網目の大きい選別網を 配置することにより袋網を上下に分け,遊泳力を有する カレイ類は選別網に沿ってコッドエンドまで達し,遊泳 力を有しないズワイガニは選別網から抜け落ち,開放さ れたコッドエンドへ導かれるというものであった。この ように改良された底曳網を使って操業することは,操業
doi:10.2331/suisan.73.8 fatcat:hz3jz6enobbrnm7p5cmkiejtqq