A copy of this work was available on the public web and has been preserved in the Wayback Machine. The capture dates from 2020; you can also visit the original URL.
The file type is application/pdf
.
Fukushima's Future for the Realization of SDGs
2020
Oleoscience
論文要旨: 「SDGs の実現に向けた福島の未来」を描いていくには福島第一原子力発電所(1F)の廃炉を 遅滞なく進めていかなければならない。我々は,1F 廃炉技術のひとつとして燃料デブリの再臨界防止を目 的とした「非溶解性中性子吸収材」の開発を行った。ひも状ミセルの技術を応用することによって,中性子 吸収材である炭化ホウ素を担持したスラリーを水中で模擬燃料デブリに展着させることが出来た。ひも状ミ セルの耐放射線性について評価を行い,原子炉格納容器内における適用に可能性を見出している。中性子線 の吸収能についても確認しており,本技術は燃料デブリの再臨界防止に効果を有することが期待される。福 島の復興に対しては思いもかけない技術が必要とされてきており,今後,日本油化学会としても貢献できる 技術があるものと考えている。 Abstract: To depict "Fukushima's future for the realization of SDGs," it is necessar y to proceed with the decommissioning of the
doi:10.5650/oleoscience.20.459
fatcat:whfjc5qfqzdi5jiekqxysw5alm