A copy of this work was available on the public web and has been preserved in the Wayback Machine. The capture dates from 2018; you can also visit the original URL.
The file type is application/pdf
.
Sulfurization of Nickel and Cobalt from Leach Solution of Nickel Laterite Ore
ニッケル酸化鉱浸出液からのニッケル・コバルトの硫化
2015
Journal of MMIJ
ニッケル酸化鉱浸出液からのニッケル・コバルトの硫化
1.緒 言 近 年, ニ ッ ケ ル (Ni) 酸 化 鉱 を HPAL 法 (High Pressure Acid Fig. 1 に示す湿式 Ni 製錬法における Sulfurization 工程 に関するものである。Ni 酸化鉱に含有される不純物のうち,浸 出液中における Fe,Mn,Mg,Al 濃度は Ni と同程度であるため, 不純物を溶液中に残存させ,回収対象である Ni と Co を選択的 に沈殿回収することが必要である。本研究では,Ni および Co の 硫化反応に及ぼすパラメータについて解析し,溶液中の Ni イオ ン濃度と H 2 S 濃度の関係ならびに H 2 S 濃度と ORP の関係を明ら かにした。また,硫化反応は沈殿剤に H 2 S ガスを用い,気液平 衡によって液中に H 2 S を均一に溶解させる方法が良いことを示 した。さらに,反応条件として,温度および pH の最適値を見出 した。また,種結晶の添加量を制御することにより,反応槽への スケーリングの発生を抑えることができた。これらの知見に基づ
doi:10.2473/journalofmmij.131.74
fatcat:giejqdgmhrbdvaorbnhlocn4eu