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Osteoporosis and Spinal Fracture
2019
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
Key words:骨粗鬆症/脊椎骨折/保存治療/手術治療 要 旨 骨粗鬆症の脊椎骨折は,受傷直後には生存率の低下はなく,早期治療の重要性はあまり強調 されなかった.しかしながら,椎体骨折後は数年経過してから生存率が減少するために,そ の治療意義が見直されている.保存治療には,装具治療が最も多く行われている.一方,近 年では副甲状腺ホルモン剤などで骨癒合促進させる医療も行われている.低侵襲手術では壊 れた椎体にセメントを詰める椎体形成術があるが,侵襲の大きな脊椎変形矯正手術も行われ ている.高齢者の手術であることから,低侵襲で早期にリハビリテーション治療に移行でき るものが望ましい.各症例で全身予備能も異なるため,執刀医と意見を交換しながら,症例 ごとにリハビリテーション治療をカスタマイズすることが重要となる. * 国立病院機構北海道医療センター整形外科 (〒063-0005 北海道札幌市西区山の手 5 条 7-1-1)
doi:10.2490/jjrmc.56.371
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