IMPACT OF FLUID-DEBRIS INTERACTIONS ON NEARSHORE INUNDATION CHARACTERISTICS
漂流物群と氾濫流の相互作用に関する研究

Yoshimitsu TAJIMA, Naoya KIRIGAYA, Takafumi SAKURAZAWA
2016 Journal of Japan Society of Civil Engineers Ser B3 (Ocean Engineering)  
2 JP モルガン証券株式会社 (〒100-6432 東京都千代田区丸の内 2-7-3 東京ビルディング) 3 東京大学大学院工学系研究科 修士課程 本研究では,氾濫流とそれに伴う漂流物群との相互作用による影響の分析を試みた.まず断面二次元水 槽に一様勾配斜面と多数の木片群を配置して段波を作用させ,氾濫流および木片の挙動を画像解析を用い て抽出した.次に氾濫流には断面積分した非線形分散波方程式を,木片の挙動には個別の運動方程式をそ れぞれ適用した数値モデルを構築した.木片に作用する流体力の算定にはモリソン式を用い,その反作用 力を非線形分散波方程式に加えることによって,漂流物と流体との相互作用を考慮した.モデルを実験条 件に適用した結果,相互作用による影響の大きさは,氾濫流場の規模と漂流物群の比重や個数との相対的 な関係によって変化するものの,氾濫場の水位変動特性だけでなく,漂流物自身の挙動にも有意な影響を 及ぼすことが明らかとなった.
doi:10.2208/jscejoe.72.i_205 fatcat:aczlre7ydbhk5k77t2ciw4zloy