Lifestyle Advice after a Health Check: Focusing on Changing Eating Behavior

Rie Akamatsu
2020 Health Evaluation and Promotion  
目の前にいる健診受診者が「やめようと思っても、 つい飲み過ぎちゃうんだよね」と言われた後、あなた らなら次、どのような質問するか。 「どのようなお酒 をよく飲まれるのですか」 、 「どのような時によく飲ま れるのですか」 。この 2 つの質問なら、どちらを用い ているか。実は、この 2 つの質問は大きな違いがあ り、どちらの質問をするかで、次の会話が変わってく る。前者の「どのようなお酒をよく飲まれるのです か」と質問すると、 「やっぱり、ビールですかね」 というように、食物(ここではお酒)の話になる。 一方で、後者の「どのような時によく飲まれるので すか」とたずねると、 「イライラした時ですね」と、 相手の行動パターンの話になる。食物視点と行動視 点の 2 つの話は、どちらも食行動の変容には必要で あるが、多くの場合健診後の指導で、この 2 つを区 別なく使われており、食物視点の話(食物のエネル ギーや栄養量等)が中心になることが多い。その結 果、 「 (エネルギーの摂り過ぎになるのを)わかって いるけど、できないんですよね」という話になる。
more » ... 健康行動には、喫煙行動や運動行動など様々な行 動が含まれるが、中でも食行動は複雑で、変容が難 しいと言われている。Horwath 1) は、表 1 のよう に、食行動を喫煙行動と比較しながら、その特徴を 説明している。まず、大きな特徴として、食行動は 喫煙行動のように依存行動ではない点があげられ る。よって、 「止める」ことではなく、 「適量を維持 する」ことが目標になる。 「止める」方が難しいと 思われがちだが、実際は、 「止める」ことは最初は 難しいが、徐々に慣れ、その行動が「ない」という 習慣ができると、後は楽である。一方で、適量を維 持するという行動は常に注意が必要になる。さら
doi:10.7143/jhep.47.647 fatcat:3o3v4qdslzfmnksn56jonpd7yq