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鞄用ショルダーパッドの構造と機能性に関する研究
Study on the Structure and Functionality in a Shoulder Pad of a Bag
2012
Study on the Structure and Functionality in a Shoulder Pad of a Bag
1.はじめに 本研究は、市場調査を行なった上で、収納と持ち運びを目 的とした生活必需品である「鞄」について、ハンドルやショ ルダーベルトを中心に、その機能性について検証し、より良 い製品の開発に寄与することを目的としたものである。対象 はリュックサック、ショルダーバッグとし、主な方法は被験 者による主観評価である。 今回はショルダーバッグとリュックサックの肩パッドに着 目し、材質の硬さと使用者にかかる負荷に関する研究を行っ た。 2.研究方法 今回の実験では肩パッドの内部に入れる材質をソフトウレ タンとハードウレタンの2種類用意し、それぞれを異なる割 合で使用したサンプルを5種類作成した。詳細に関しては図 1、図2のとおりである。 実際に利用者の体感する負担を知るため、20 代の女性被 験者 11 人による主観評価を行った。実験は 2.5kg の重りを 入れたショルダーバッグと 4.0kg の重りを入れたリュック サックに5種類の肩パッドをそれぞれ装着し、肩パッドの種 類ごとに比較した。比較項目は図3のとおりで、被験者には 項目ごとに5段階評価をつけてもらった。結果は図4のよう
doi:10.11247/jssd.59.0_288
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