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Evaluation of Forest and Residential Area Distribution Based on Externality
外部経済効果に基づく樹林地と住宅地の配置の評価
2013
Journal of The Japanese Institute of Landscape Architecture
外部経済効果に基づく樹林地と住宅地の配置の評価
とう 1.研究の背景 樹林地には,生物生息の場,大気浄化や騒音低減,レクリエー ションの場,人々の心にやすらぎやうるおいを与える機能等があ り,都市での人々の生活には必要不可欠なものである。しかし, 都市の樹林地を多く保護し,また新たに樹林地を多く創出するた めには多くの費用がかかる。近年,行政の施策に対しては費用便 益分析が用いられてきており,都市の樹林地の保護や創出の推進 施策においては,今後樹林地の外部経済効果等,樹林地による便 益の評価が重要になると考えられる。その際には,便益等の観点 から重点的に樹林地を保護し,創出するための配置を考える必要 がある。それは,同じ樹林地の面積があっても少数箇所に集中し ているか,多くの箇所に分散しているかといった配置の違いによ って,樹林地がもたらす外部経済効果が異なると考えられるため である。 そこで,本研究は外部経済効果から効果的な樹林地の保護と創 出のため, 樹林地と住宅地の配置の評価を行うことを目的とする。 2.既往関連研究の整理と本研究の位置づけ 幾何学的手法を用いて,土地利用や緑地の分布を評価する手法
doi:10.5632/jila.76.651
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