心磁図を用いた脚ブロックの心室内伝導遅延の時空間解析
Magnetocardiographic Spatiotemporal Analysis of Intraventricular Conduction Delay in Patients with Bundle Branch Block

Kuniomi Ogata, Hiroshi Takaki, Akihiko Kandori, Tsuyoshi Miyashita, Emi Yamashita, Shuji Hashimoto, Wataru Shimizu, Shiro Kamakura
2011 Japanese Journal of Electrocardiology  
Ⅰ.はじめに 心臓の電気生理学的活動を非侵襲的に評価する検 査装置として開発されてきた心磁計が,近年,実際 の臨床現場での生理機能検査に用いられるように なった 1) .心磁計とは,心臓の電気生理学的活動に 伴う電流により生じた磁場 (心磁) を非接触で計測す る装置であり,複数の磁気センサの同時計測により 空間分解能に優れた評価が可能となる 2) .この心磁 の時間変化および空間分布を画像化したものは心磁 図とよばれる.生体内の透磁率はほぼ均一であるた め,心磁図は,心電図情報と比べて心臓周辺臓器の 影響を受けにくく,心臓の電気生理学的活動を高感 度に反映する.この利点を生かし,脚ブロックの心 室内興奮伝導様式や WPW 症候群の早期興奮部位の 可視化 1), 3) ,冠動脈疾患の診断 4), 5) などがすでに報
doi:10.5105/jse.31.34 fatcat:t3doa4lnwvf3rk7qxi6joylj54