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Two Cases of Ventricular Tachycardia Originating from Left Ventricle Successfully Ablated Using the Transseptal Approach
経心房中隔アプローチによるアブレーションが奏功した左室起源心室頻拍の2例
2013
Japanese Journal of Electrocardiology
経心房中隔アプローチによるアブレーションが奏功した左室起源心室頻拍の2例
左室起源の心室頻拍 (VT) に対するカテーテルア ブレーションは,経大動脈アプローチにて行われる ことが一般的である 1), 2) .しかし,何らかの理由に より経大動脈アプローチが困難または不可能な場合 に,経心房中隔アプローチが考慮される.今回,経 心房中隔アプローチで左室起源 VT に対するカテー テルアブレーションを施行し,良好な長期成績が得 られた 2 症例を経験したので,報告する. 入江忠信 金古善明 * 中島 忠 飯島貴史 太田昌樹 田村未央 飯塚貴士 田村峻太郎 齋藤章宏 倉林正彦 左室起源の持続性心室頻拍 (持続性 VT) に対し,経心房中隔アプローチにて良好な 長期成績が得られた 2 例を報告する. 【症例 1】 81 歳,男性.大動脈弁閉鎖不全症 に対する Bentall 術の既往がある.心房中隔穿刺により僧帽弁経由で左室をマッピ ングしたところ,左室側壁心基部側の低電位領域 (LVZ) に電気生理学的に起源を同 定し線状にアブレーションした.以後 2 年間, VT の自然発作は減少した. 【症例 2】 81
doi:10.5105/jse.33.209
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