A copy of this work was available on the public web and has been preserved in the Wayback Machine. The capture dates from 2022; you can also visit the original URL.
The file type is application/pdf
.
MRI–guided focused ultrasound unilateral thalamotomy for 10 essential tremor patients ―A short–term analysis of effectiveness and safety―
MRガイド下集束超音波による片側視床破壊術を施行した本態性振戦の10例 ―有効性と安全性の短期評価―
2018
Neurological Therapeutics
MRガイド下集束超音波による片側視床破壊術を施行した本態性振戦の10例 ―有効性と安全性の短期評価―
MRガイド下集束超音波による片側視床破壊術を施行した本態性振戦の10例 -有効性と安全性の短期評価 -伊藤 恒* 山本 一徹** 福武 滋* 亀井 徹正* 〔要約〕 薬剤抵抗性の本態性振戦(essential tremor:ET)10 例(男性 8 例,女性2 例,67.1±17.5 歳,全例右利き)に 対してMR ガイド下集束超音波(MR-guided focused ultrasound:MRgFUS)による左視床中間腹側核(ventral intermediate nucleus:Vim)破壊術を施行し,施行から 6ヶ月間の有効性と安全性を検討した.治療直後から全例で右上肢 の振戦が改善したが,2 例で振戦が再増悪した.有害事象として,超音波照射中には頭痛や浮動感などが,照射後には右 手指と顔面の感覚障害や歩行時の不安定性などが,それぞれ生じた.MRgFUS による片側 Vim 破壊術は薬剤抵抗性の ETに対する治療選択肢になりうると考えられたが,長期的な有効性・安全性の評価が必要である. (神経治療 35:567-570,2018) Key Words:essential
doi:10.15082/jsnt.35.4_567
fatcat:4drnhmdvgbappkd6ennwok4rvy