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Geotechnical Properties of Core Samples Recovered from Seabed Ground in East Nankai Trough
東部南海トラフ海底地盤から採取したコア試料の地盤工学的性質
2009
Journal of Geography (Chigaku Zasshi)
東部南海トラフ海底地盤から採取したコア試料の地盤工学的性質
I メタンハイドレートは石油・天然ガスに代わる 次世代のエネルギー資源として期待が集まってい る。日本周辺海域にも豊富なメタンハイドレート が賦存しており(佐藤, 1996) それを安全にし かも経済的に生産する技術の開発が求められてい る。経済産業省が策定した「我が国におけるメタ ンハイドレート開発計画」に基づき 「メタンハ イドレート資源開発研究コンソーシアム」が組織 され メタンハイドレートの商業的産出生産のた めの技術を整備することを目的に 掘削 生産回 収するための研究開発が進められてきた(MH21 研究コンソーシアムホームページ) 。 有望なメタンハイドレート資源フィールドであ る東部南海トラフでは 砂質層の孔隙内にメタン ハイドレートが充填されている。現在 計画され ているメタンハイドレートの生産手法は 地層中 でこれを分解させ メタンガスを回収するという ものである。固体のメタンハイドレートがガスと 水に分解されると 砂骨格が変形し 上部地盤に その影響がおよび 海底地盤が沈下したり 亀裂 が発生する可能性が懸念されている。 上記コンソーシアムの中で (財)エンジニア
doi:10.5026/jgeography.118.955
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