Utility of four–factor prothrombin complex concentrate for rapid vitamin K reversal in patients with intracranial hemorrhage
ワーファリン内服患者における頭蓋内出血に対する人プロトロンビン複合体製剤の使用経験

Yuki Aizawa, Motoki Inaji, Satoru Takahashi, Mariko Ishikawa, Takanobu Hayakawa, Shin Hirota, Shinji Yamamoto, Natsumi Tamada, Kuniyasu Saigusa, Taketoshi Maehara
2020 NEUROSURGICAL EMERGENCY  
ワーファリン内服患者における頭蓋内出血に対する 人プロトロンビン複合体製剤の使用経験 相澤有輝 要旨: 【背景】頭蓋内出血の治療においては,速やかな抗凝固療法の中和が重要で ある.2017 年9月よりワーファリンの阻害剤として人プロトロンビン複合体製剤 (4F-PCC)が使用可能となり,今回我々はその使用経験を報告する. 【対象と方法】 2017 年9月から 2018 年 10 月に,頭部外傷,脳卒中に伴う頭蓋内出血に対して人プロ トロンビン複合体製剤を使用した 18 症例(平均年齢 74.1±17.2 歳,男性 11 名,女性 7名)を対象に検討を行った.内訳は急性硬膜下血腫が4例,慢性硬膜下血腫が3例, 脳出血が 10 例,くも膜下出血が1例で,後方視的に,4F-PCC 投与前後の PT-INR の 変化,画像上の血腫増大の有無,手術合併症の有無に関して検討した. 【結果】4F-PCC 投与前後の PT-INR の平均はそれぞれ 2.94±1.26,1.35±0.27 であり,投与後に 有意に低下した(p<0.001) .また新鮮冷凍血漿(FFP: fresh frozen plasma)を投与した
doi:10.24723/jsne.25.1_69 fatcat:ow3spd3rarbtjkg6njwuimdmjq