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Ultrashallow Underground Imaging System For Detecting Buried Object Using Giant-Magnetostriciton Vibrator
超磁歪振動子を利用した極浅層における地中映像化システムに関する研究
2011
Journal of MMIJ
超磁歪振動子を利用した極浅層における地中映像化システムに関する研究
1.序 論 近年,都会の人口増加に伴い水道,ガスなどの配管整備が盛ん に行われている。地中配管の埋設工事を施工する際,あらかじめ 図面や標識を参考に埋設位置を検討し,地面を切削する。しかし ながら,図面と異なる位置に既設管が存在する。また,工事の障 害となる礫が見つかる事例が少なくない。このような事態を事前 に避け,工事可能な箇所を知るために,事前に地中内部の様子を 映像化し,地中配管を検知する必要がある。 著者等はこれまで,超磁歪振動子を利用した反射法地震探査を 行ってきた。また,超磁歪振動子による反射法地震探査により求 めた探査対象を視覚的に理解できるようにするための地中映像化 の実績がある 1) 。事前に計測しておいた地盤の P 波速度や地盤 の地質に合った理論的な P 波速度をもとに,楕円軌道輝度値法 と名付けた映像化アルゴリズムを用いた地中映像化手法である。 先行研究の問題点として地中映像化を行った際の地中埋設物像と 実際の埋設位置に大きな誤差が存在した。この誤差の原因は解析 に用いる事前に計測した P 波速度に起因するものであると推察 された。
doi:10.2473/journalofmmij.127.182
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