EVALUATION OF DAMAGE ON LIFE AND HEALTH BY LARGE SCALE NATURAL DISASTER USING THE LIFE EXPECTANCY INDICATOR
大規模自然災害に伴う生命・健康へのダメージの余命指標を用いた評価

Kenji SUGIMOTO, Ryudo TACHIBANA, Hiroyoshi MORITA, Hirokazu KATO, Yoshitsugu HAYASHI
2015 Journal of Japan Society of Civil Engineers Ser D3 (Infrastructure Planning and Management)  
2 正会員 西日本高速道路株式会社 保全サービス事業本部(〒530-0003 大阪市北区堂島1-6-20) 3 正会員 大日本コンサルタント株式会社 インフラ技術研究所(〒451-0044 名古屋市西区菊井2-19-11) 4 正会員 名古屋大学准教授 大学院環境学研究科(〒464-8603 名古屋市千種区不老町) 5 フェロー 名古屋大学教授 大学院環境学研究科(〒464-8603 名古屋市千種区不老町) 大規模自然災害においては直接的な人的被害だけでなく,ライフラインや医療機関へのダメージにより, 発災後から長期的に様々な被害が発生・拡大することが予想されている.本研究では,被災者の生命・健 康へのダメージを時系列で予測し,余命指標を用いて定量的に評価する手法を構築する.構築した手法を 南海トラフ巨大地震に適用した結果,発災から1ヶ月後に至るまで,多くの地域において医療対応が不足 し,重軽傷者の回復に遅れが出る上に,健康であっても避難所生活が長期に渡れば,新たな健康被害も発 生することが確認された.また,これらの現象を障害調整生存年(DALY)で統合的に評価した結果,発
more » ... においても人々へのダメージは緩和せず,事前のライフライン強化や発災後の医療・避難環境 のケアが重要であることが示唆された. Key Words : natural disaster, indirect damage, life expectancy indicator, disaster mitigation
doi:10.2208/jscejipm.71.i_121 fatcat:3qcksxvawjcixezfxgv2dfytae