この本! おすすめします 第4次産業革命と上手に付き合う方法
How to thrive in the age of 4th industrial revolution

Emi TAKEMURA
2016 Journal of Information Processing and Management  
vol.59 no.7 2016 J o u r n a l o f I n f o r m a t i o n P r o c e s s i n g a n d M a n a g e m e n t JOHO KANRI October 2045年, 機械の知能が人間の知能を超えるシンギュ ラリティが訪れるという予想は,メディアを通じて ご存じの方も多いかと思う。今シンギュラリティに 向かう前の準備段階として社会プロセスや産業構造 が急速に変わるプレシンギュラリティ,第4次産業革 命が起こり始めている。 競争軸のパラダイムシフト 現在,製造業,農業,医療,教育などあらゆる分 野では,スーパーコンピューターのコストパフォー マンスが急激に向上したことを受け,ビッグデータ, 機械学習や人工知能,ロボットなどを取り入れた, ソフトウェアを軸とする産業革命が始まっている。 また, 3D プリンティング, デジタルファブリケーショ ン,センサー技術,クラウドコンピューティングの 普及により,F a b ラボやクラウドソーシングでプロ トタイプを作り,クラウドファンディングで資金調
more » ... コワーキングスペースから未来を創造する 会社を起こすなど,今までより劇的に素早く低コス トでクリエイティブな力を社会の活力に活用できる 土壌が整ってきた。このような,個人やスタートアッ プのイノベーティブなアイデアを企業が取り入れる 仕組みとして,企業間を横断した,オープンイノベー ションによる取り組みも広がってきている。 このようにチャンスが広がる一方で,G o o g l eのロ ボット企業買収や,Te s l aのようなソフトウェアを軸 とする自動車メーカーの台頭,自動運転技術のソフ トウェア・ハードウェア業界を超えた競争など,業 界の垣根はみえづらくなり,競争はグローバルに混 こん
doi:10.1241/johokanri.59.494 fatcat:lc3vhztfqfh3tcxztn7zdpahx4