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Septal Myectomy and Mitral Valve Replacement for Hypertrophic Obstructive Cardiomyopathy Accompanied by Severe Mitral Regurgitation
器質的病変を伴う高度僧帽弁逆流を合併する閉塞性肥大型心筋症に対して septal myectomy と僧帽弁置換術が有効であった1手術治験例
2013
Japanese Journal of Cardiovascular Surgery
器質的病変を伴う高度僧帽弁逆流を合併する閉塞性肥大型心筋症に対して septal myectomy と僧帽弁置換術が有効であった1手術治験例
閉塞性肥大型心筋症に対する外科的治療として septal myectomy や僧帽弁手術などが行われているが,その 術式選択は議論が分かれるところである.今回われわれは高度僧帽弁逆流を伴う閉塞性肥大型心筋症に対 し,septal myectomy および僧帽弁置換術の同時手術を施行し,良好な術後経過を得たので報告する.症例 は 75 歳,女性.労作時息切れ,収縮期前方運動を伴う高度僧帽弁逆流,DDD ペーシングで減少しない左室 流出路最大圧較差 130 mmHg を認めたため手術加療目的に当科紹介となった.手術は経大動脈弁でアプ ローチし,隆起した肥厚中隔心筋を 15×6×15 mm の直方体状に切除した.また,僧帽弁に器質的病変を認 めたため,SJM 25 mm(St. Jude Medical)による僧帽弁置換術を同時施行した.術後最大圧較差は 12.5 mmHg に減少した.閉塞性肥大型心筋症の手術において左室流出路圧較差解除を得るためには,術前,術 中に心筋切除範囲および僧帽弁病変を慎重に評価したうえで,必要十分な肥厚中隔心筋の切除が重要であ
doi:10.4326/jjcvs.42.175
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